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Glänta

まちの小さな集会所
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サイト移転と新しいロゴのお知らせ

2015年にグレンタをスタートしてから7年ほど経ちました。
はじめた当初から抱いている「まちの小さな集会所」としての役割の必要性をさらに感じており、その根本にはこの暮らしをどう営み、ととのえていきたいかという思いがあります。こうした思いをより丁寧に言葉にして伝えていくこと、私自身の記録としての役割もふくめ、サイトを移転しました。


旧サイト:http://glanta.blog.fc2.com/

新サイト:https://www.glantaaoba.com 

glantaLOGO_color - リサイズ

それに伴い、ロゴも新しくしました。グレンタで手を動かしながら会話を重ねていくなかで、それぞれの心にランプのような「灯」がともる時が生まれることを願って中心に「ランプ」を、そしてその周りを愛すべきものたち(山、植物、旬の恵み、ワイン、福ちゃん……)が囲んでいます。

イメージをまたたくまにハンコに仕上げてくださった @noriohanko さん、それを丁寧にデータ化してくれた @kinyanagiya さん、ありがとうございます。



名称未設定-2


また、これまで活躍してくれたロゴも何かの折には再登場!したいと思っています。新サイトにも旧ロゴの一部をちりばめています。

すてきなイラストを描いてくれた blossoms-design.com むっちゃん、改めましてありがとう!


川の流れのように、これからもぷかぷかと漂っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。


グレンタ

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3/8(水)いちごジャム&スコーンの販売と「春」喫茶


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恒例のいちごジャム(いちご&バナナ)とスコーンの販売をします。それに合わせて、今年は春喫茶を開きます。これまでも喫茶時間は設けていましたが、今年は春を少しずつ味わえるようなスコーンプレートを用意します。甘いものと少しの惣菜。

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春喫茶はこんなイメージ


ジャムの販売や喫茶の日をこれまでも設けていますが、時々ふと思い出す記憶があります。20代半ばの頃、ふらふらと一人でヨーロッパを旅していた時に入ったパン屋さん併設のカフェ。それがパリにあるル・パン・コテディアンでした。当時は日本には上陸しておらず、一人で朝食を食べに入り、まず驚いたのが細長い大きなテーブルでした。そのテーブルの上には、様々なジャムやはちみつ、クリームなどが並び、大きなテーブルに相席した人とシェアしながら焼きたてのパンに塗って食べるというスタイルでした。

後で知ったのは、このテーブルのことを「コミューナルテーブル」と呼ぶそうで、「誰かと共にいる空間が人の心を豊かにする」という思想のもとに置かれているとのこと。1人でも2人でもその場(テーブル)に居合わせた者同士で空間を共有するというこの考え方に今もとても共感しています。

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これがコミューナテーブル
(HPより)

こんなに大きなテーブルはなく、昨今のコロナ対策もありなかなか思うようにいかないこともありますが、こうした思いを秘めながらいつも喫茶日を開いています。


▶▶グレンタで購入いただいたジャムの空き瓶も回収しています(30円/瓶のキャッシュバックあり)。お持ちの方はぜひご持参ください。詳細は以下よりご確認ください。


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ジャム&スコーンの販売と予約制喫茶

2023年3月8日(水) 10:00~16:00 

▼喫茶をご希望の方は、以下時間帯よりお選びいただきご予約ください。
各時間帯2組まで(人数調整の上、決定します)
購入のみご利用の方は、直接お越しください。

①10:30~12:30
②13:00~15:00

春喫茶(イメージ図参照)
プレート+ドリンク  1300円/人

<販売>
いちごとバナナのジャム 600円/個
スコーン(プレーン)350円/個


※数に限りがあるため、ご購入の方もご予約をお勧めします。glantaaoba@gmail.comまで、希望個数を(喫茶希望の方は希望時間帯/人数)をお知らせください。


<新型コロナ感染対策について>
・入店時には必ずマスクの着用をお願いいたします。
・入り口に、消毒液を用意しておりますので、入店の際にご利用ください。
・体調のすぐれない方はご遠慮ください。

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終わりました。 グレンタ/くらし部no.30「うつわを繕う~新うるしの金継ぎ~2023」

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2023年
今年も器を繕うことからスタートしました。

大切にしていた器にヒビが入ったり、割れてしまうと、以前ならかなり落ち込んでいたのですが
ここ数年は「大丈夫。これなら金継ぎができる」「どんな風に仕上げていこうか?」と繕う日を心待ちにしながら過ごしています。

1年のはじまりに、そんな日を待っていた器たちに新たに息が吹き込まれ
持ち主も器からも笑みがこぼれるような会が終わりました。

@kinyanagiya さん、ありがとうございました。

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全粒粉スコーン&みかんジャム





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「あんこ」を炊きながら思うこと。

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今日は小豆ををお鍋で煮て「あんこ」炊き。
時々作るあんこではありますが、普段のあんこは圧力鍋でぴゅーっと作ります。
でも、今回はじっくりフツフツと煮ました。このフツフツ加減がなかなか難しい。お鍋の水面がフツフツと僅かに動く様子をじっくりと眺めていると、年の瀬ということもあり人生もこんな風な煮加減で過ごせていけたらいいのだろうなぁと思いました。
あくまで全体は静かに、しかし時折フツフツと動く気泡があり、その渦は穏やかに流れ変化している。
これぞ今のわたしの理想な形です。
仕上がった時に、「あんこ」のように幸せな人生であったら本望です笑。
時々開いているグレンタは、私の好奇心を軸に、それを周りの人と分かち合いたいという思いから開催しています。その為、普遍的なものもあれば、流動的なものもあり、特にひとつの物事を追求している場ではありません。それが原因で、時折、私が無性に不安になることもあります!
でもね、
やはり「好奇心」に勝るわくわくはないとも思っています。今年の後半は、そんな思いを再確認した時間でもありました。
やってみたい、行ってみたい、知りたい、会いたいと感じたことを原動力に起こした行動は、年月が経っても色あせることなく自分の心にわくわくを運んできてくれる。旧友と再会する機会が多かった今年は、それを強く感じることができました。
話はそれましたが……
「あんこ」に戻りますと、フツフツとした火加減の泡は私の中の好奇心であり、それをまとう鍋の中全体はあくまで静かに穏やかに。気が付いたら、おいしいあんこが出来上がっているような人生を送りたいです。
私ひとりの好奇心は、周りの方と分かち合うことにより何倍にも成長し、他のモノへと派生する可能性を秘めています。
皆さま、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
あんこが仕上がり、明日は黒豆です。


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グレンタ/くらし部no.30 「うつわを繕う~新うるしの金継ぎ~2023」

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器を繕う「金継ぎ」

1年のはじまりに「器を繕う」ことからスタートする。静かで心落ち着くとても好きな時間です。家でひとりで行うこともできますが、コツや手の感覚も鈍り、どうもうまくいかない……。そんなことを経験し、また今年も一緒に金継ぎを楽しむ時間を設けます。講師の方に来ていただくので、はじめての方もそうでない方も確認しながら作業をすすめることができます。

短い時間ではありますが、会の後には季節のお茶と小菓子をご用意します。寒さが一層厳しくなる季節ですが、それをも味わえるような時間となればうれしいです。


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講師と一緒にゆっくりと進めていきます

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季節のお茶で一息

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陶片などで箸置きやアクセサリーも作れます


「金継ぎ」とは割れたり欠けたりした器をうるしでつなぎ、継ぎ目を金、銀、朱色などで飾る日本伝統のて技法です。室町時代以降、修理・修復の役目を越えて、今ではその芸術的な価値が認められています。その最大の特徴は、継ぎ目に金、銀、朱色などで装飾を加えて傷痕を「景色」として楽しむこと。偶然できた欠けや割れ、ヒビを隠さずに金や銀で飾って景色と呼び、新たな美しさや価値を見出すという日本独特の美意識であり、戦国時代の茶人たちがその美しさを追求していきました。

古くから続く職人による「金継ぎ」では、本うるしを使い、その工程も数カ月におよぶこともあります。今回ご紹介する金継ぎで使用する新うるしは、本うるしとは異なり厳密にはうるしではなく、かぶれることがなく、乾きも早く、そのため1回の工程で仕上げることができます。現代の生活に身近に習慣として「金継ぎ」が定着することにより、日本の美しい文化を守ることにつながれば…との願いが込められています。

「新うるし」…天然素材100%の植物性樹脂。乾燥が早く、かぶれず、安価。森林を伐採せずに作られるため、環境にも優しく、サステナブルな素材としても喜ばれています。

欠けたり割れたりしたらそれで終わりではなく、「繕う」という工程を経てまた何度でも蘇らせ、器を育てていく。漆器製作や伝統的な金継ぎには「本うるし」、日常的な金継ぎには使い勝手もよく環境にもやさしい「新うるし」と使い分け、文化や技術を継承していくという思いにとても共感します。

当日は、金継ぎ柳家の柳澤綾佳さんにお越しいただきます。まずは、あまり難しく考えず、「金継ぎ」という技術を体験してみることからはじめてみていただければと思います。

<講師紹介>
金継ぎ柳家 柳澤綾佳
イラストレーター/デザイナー、2018年より金継ぎワークショップを開催


 ※グレンタ「くらし部」についての詳細をお読みになってからご検討ください。

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 グレンタ/くらし部No.30 「うつわを繕う~新うるしの金継ぎ~2023」
 
所要時間2時間、当日ご持参いただいた器をその日のうちに直してお持ち帰りできます(ご自宅で2日ほど乾燥したのち使用できます)。また、ご自宅でも金継ぎを続けたい方のために、スターターキットのご用意があります。その場でご購入いただけます。
ワークショップの後は、短い時間ではありますが、お茶の時間を設けています。

■場所: グレンタ  横浜市青葉区美しが丘西
    (はじめての方はお申し込み後に詳しいアクセスをお知らせいたします)
■日時: 2023年1月19日(木) 10:30-13:00 
■定員: 6名 
■受講費: 5500円(ワークショップ代、茶菓子付き) 
■持ちもの: 直したい器3つ、拡大鏡(必要な方)、エプロン、持ち帰り用の大きめの箱と袋
*直したい器がない方には別途5百円で陶片を持参致しますのでお箸置きまたは金継ぎアクセサリーをお作り頂けます。事前にお知らせください。
*陶器・磁器・クリスタル・ガラス・漆器・木などを直すことができます。器以外の置物なども大丈夫です。
*自宅金継ぎ用に、スターターキットのご用意があります(別途2000円)

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持ち帰り用箱イメージ

■お申込み
ご希望の方は、メールglantaaoba@gmail.com またはその他メッセージでお申込みください。

<新型コロナ感染対策について>
・お越しになる前に、ご自宅で検温をお願いいたします。体調の悪い方、37.5度以上の熱がある方は当日キャンセルをお受けしますので、ご来場はお控えください。
・必ずマスクの着用をお願いいたします。
・入り口に、消毒液を用意しておりますので、入店の際にご利用ください。

みな様のご協力とご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

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