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まちの小さな集会所
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家作り㉒ ~手続き関係いろいろ~

建築工事費の見積もりを見てショックを受けていましたが
建築家の方や工務店の方々のお蔭で、どうにかちょっとの予算オーバー内におさめることができました!


しかし、喜んでいたのも束の間、今度はその見積書をもっての銀行の審査(工務店に対する)
が待ち受けておりました…。
通常なら、ハウスメーカーや法人登記のある(←ここ重要)工務店にお願いすることになるのですが
今回は個人の方が大工さんや職人の方々を集め、監督してくれることになっていました。

銀行さん 「個人の方とは…」「ちょっと難しいかもしれません…」
私たち  「え?? そう言われても…」

今更、そんなこと言われても困ってしまいます。
お願いする方は、小井田設計室のみなさんがかなりの信頼をおいている昔ながらのお付き合いのある方です。
銀行さんにそんなことを言われても、今更別の方にお願いする気持ちはまったくない。

さすがに主人もびっくりで、ちょっとオロオロ。
でも、「なんとかなる」「なんとかする!」「なんとかしなければ!!」の気持ちで
審査を出しました。

…結果、無事に通過!
やっぱりなんとかなった~。
よくよく聞くと、どうやら許可番号をとってるかどうかが重要らしい。
いずれにしても、良かった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんなことをしている間に、
その他の手続き関係も着々と進んでいます。

◆確認済証
特定行政庁又は民間確認機関が建築確認申請の内容をチェックし、法令に適合していると確認し交付する書類。
確認申請書副本との返却と共に交付され共に保管する。
これが交付されるまでは建築工事に着手出来ない。

これは設計室の方で申請準備。

◆不動産取得税猶予の申請
ある時、突然、不動産取得税の納税通知書がきた!
我が家は最初に土地だけ取得したから、土地に対してきたもの。
はがきが来た時にはびっくりしたけど、問い合わせたら住宅を建てるのであれば
猶予の申請をすればよいらしい。

ほっ。

これにも確認済証コピーが必要。


◆地鎮祭
さて、どこの神社にお願いするか。
神社に問い合わせると、一律35000円だったり、金額は設けてない(どうぞお好きな金額で…)
だったり、悩ましい。




今後は、請負契約書締結、地鎮祭へとつづきます。

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家作り㉑ ~建築工事費等見積もり出る~

家作り…あっという間に1か月が過ぎてしまいました。
その間、じ~っと見積もりが出るのをまっていました。ドキドキです。

そして、見積もりが出ました。
あぁ…やはり、予算オーバーだよね…。わかってはいたけど、約250万円のオーバー。
家を建てることが決まり、土地や建物の金額の話をするにつれ、なんだかお金の感覚がマヒして
いたけれど、この金額はやはり大きい!

ただ落胆ばかりはしていられず、

すぐに何が優先順位として高いか?
自分たちの中で何が大切か?

考えることになりました。

アトリエの床は洗い出し仕上げがいいなぁ →左官仕事になるらしくとっても高価…
アトリエの壁は漆喰がいいなぁ →これまた左官仕事のためとってもとっても高価…
住居の壁はルナファーザー+ペンキ仕上げがいいなぁ →ペンキ仕上げが高い…
住居の床は無垢の栗がいいなぁ →栗が高価…
欲をいえば、住居とアトリエに床暖房を。 →贅沢だよね…

分かってはいたけれど、大きな額となるのはやはり面積の大きい「床、壁」部分。
ここの材質次第でかなりのコストダウンになる。
ただ、面積が大きい分、印象も変わる部分でもある。
う~ん、悩ましいです。

ひとまずは
アトリエ床は、洗い出し⇒土間コンクリート仕上げ
住居の壁は、ルナファーザー無塗装
床暖房はLDKのみに。

住居の床は栗から杉にするかかなり迷ってます。
栗は床暖房にも強く、乾燥に強いので隙間ができたりはほぼなし。硬いので傷もできにくい。
一方、杉は柔らかく、含水率がとても強いので梅雨の時期は湿気をすい、しかし冬の乾燥には弱く
隙間もかなりあく。足ざわりが柔らかく素足で歩くには最高だが、冬の隙間ができるのが…

アトリエ壁の漆喰。
これはもう私の我がまま部分。
漆喰のもつ調湿効果も少しは期待しているけれど、
漆喰のあのぽってりした素材感が好きだから、取り入れたい…(だけ)


今、決められるのはここまで。
あと数週間で決断せねば。


・・・・・・・・・・・

こんな中、地盤調査の結果が出ました。
こちらはラッキー。
かなり良い地盤らしく、ほぼ何も地盤改良などもせずに進められそうです。
ほっ。

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家作り⑳~中村好文展「小屋においでよ!」~


IMG_1319.jpg


中村好文さんの展示「小屋においでよ!」にいってきました。
「普段着の住宅」を長年手がけてきた中村さんが愛してやまない「小屋」にスポットをあてて
展示されています。

どんな内容かというと…詳しくはこちらにその記事がのっています。


その中で私が惹かれたのがこちら▼


IMG_1293-tile.jpg
ペーパーホルダーや真鍮のノブ、金具たち


IMG_1316-tile.jpg
ソファーベッドや造り付けの家具、造作キッチン


中村さんの本などでこれらの家具や金具については知ってはいましたが、実際に建物をみるのはこれが初めて。
改めてそのものに触れてみると、ひとつひとつが丁寧に作られているのがよ~くわかります。

今回の展示では、展示中の「小屋」が造られていく過程がビデオで流れており
椅子にすわりながらじっくりとみることができるのですが、その映像をみて納得しました。
建築家の思いがあり、それに共感する職人さんたちがそれぞれの技を注いで作り上げていく。
その姿はとてもかっこよくみえました。

それにしても、このようにモノが出来上がっていく過程というのは見ていてあきません。
職人さんたちの動き、手さばきにはうっとりしてしまいます。
これからの自分たちの家作り、職人さんたちには嫌がられるかもしれないけれど
ちょろちょろと見にいこう~!

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家作り⑲~設備面打ち合わせ~

先日は設備面の打ち合わせ。
お風呂バスタブや洗面器、電気、水道蛇口などなどきめるところはたくさんあります。

…が、関島さんがある程度こちらの予算や好みなどを考え、絞ってきれくれたのでさくさくと
決まっていきます。ありがたや、ありがたや。

これがもしハウスメーカーなどだと、ひとつひとつ決めていかなければならないのかなぁと思うと
恐ろしいです。

ポイントとしては、我が家の設備面は「下から2番目!」の製品を基準に(^_^.)
予算のことももちろんありますが、基本的に夫婦ふたりとも最新の設備にはまったく興味なし。
必要最低限で。というのが考えです。
トイレを例にすると、ウォシュレットのボタンいろいろ。
ウォシュレット自体は私たちもなければ困るものの一つですが、
あの「温風」は果たして使う人がどれだけいるのでしょうか??
その他にもナゾな「ボタン」がいっぱい!
このボタンを増やすのであれば、少しでも壁や床の材料費へとまわしたいです。


そんな中で、まだ保留としてある設備がいくつか。

◆トイレットペーパーホルダー

今は↓こんなものがほしいなと思っています。
アイアンと木の組み合わせが好き。
oir0274.jpg


でも、関島さんにいわれて気づきました。
紙を切る板がついていない~
大したことではないけれど、ないと意外と不便?かもしれません。
そこで、紹介されたのが「TOTOカウンター下紙巻器」。

造作棚の下にとりつけられるペーパーホルダー。
シンプルで結構よいかもしれません。
造り付ける棚によって表情がかわるのかな。

◆洗濯物干し
我が家は1階がメインの物干しスペースになる予定。
そこでなにかよい物干しはないものかと相談したところ…

130_1.jpg

こんなものが出てきました~
オランダ、ブラバンシア製の「rotary Drier」
パラソル型の物干しです。欧米ではよくあるタイプらしいですが、日本ではほぼみかけないですよね。
この画像を見る限りではオシャレでかっこいいなぁ。
しかし、ここに下着やら日常の洗濯ものたちが干され、クルクルまわるのをイメージすると…
う~ん、どうなんでしょう。
ひとまず保留です。
でも、こんな物干しがあることにびっくりです。


そして、打ち合わせも最後の方になり私たち夫婦がお願いしたのが「小屋」です。
庭に「小屋」がほしいのです。
「イナバ物置」ではなく、「小屋」です。
ガーデニング用品が整理しておける、雨風がしのげればよい、質素な(でもステキな)小屋。
さすがに予算内におさめてください、とは言えず、予算外でいいのでどうにかできないものか。

話し中、絵の得意な宮嶋さんがなにやらささっとイラストを描いてるぞ。(気になる~)
関島さんと宮嶋さんがなにか話してる。
「ガワが~」「周りは~すればいいじゃない?」などなど。
聞いていてもよく分からないけれど、どうやら少しは検討してくれるみたい。(嬉しい)

ちなみにこんな雰囲気の小屋もいいな~
(もちろん、自分たちのは窓も屋上緑化も扉もなくていい!)

060921monookigoya.jpg

<おまけ>
最後の最後に驚いたのが、これまでいただいてきた図面全てが関島さんの手書き図面だったということ。
今やPCであっという間にできてしまうことも、手書きで…すごい~。
そんなところにものすごく感動してしまいました。

↓ よ~くみると、文字も手書きだし、なんか味があるというのがよくわかる。
IMG_1274.jpg

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家作り⑱~ビフォーアフター(土地)~

古家の解体工事が無事に終了。
2週間であっという間に空地に。


建物-vert
上:before
下:after


向かって右手には隣地の高~い塀が、そして左手には低~い生垣?が残りました。
左手の隣地との境は、好きなようにしていいですよ~とのお隣さんからのお言葉。
閉じすぎず、開きすぎず…どんな境にするか検討中。


以下、関島さんとの話しで急きょ残すことにした植物たち。


IMG_1204.jpg
立派な「大手毬」
白い小花をびっしりとつけた大きな毬のような花をつけてくれます。

IMG_1205.jpg
「ハナミズキ」
薄いピンク色の花


この2本は残してよかったなぁと思います。
なんせ私たちよりずっとこの地で生きてきた「主」だから。
前の持ち主の方も大事に育ててきた子たち。
どうぞ、私たち家族を末永くよろしくお願いします。

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